『無罪の訴え12年 滋賀・呼吸器事件』
『無罪の訴え12年 滋賀・呼吸器事件』
・定価 400円(税込)
・A4サイズ 44ページ
・発売中
・※限定70冊 品切れの際はご容赦ください。
2004年に滋賀県大津市の湖東記念病院の患者が呼吸器を外した状態で死亡していた件で、当時看護助手をしていた西山美香さんが殺害容疑で逮捕されました。事件は第一審判決から7度の裁判を経て有罪が確定、西山さんは12年間服役することとなりました。しかし美香さんの無罪を訴える手紙を読む機会を得た中日新聞の記者が判決に疑問を持ち、冤罪の可能性を追求した「西山美香さんの手紙」連載を中日新聞紙面で2017年4月からスタートさせました。記事が注目を集めたことがきっかけとなって再審に向けての動きが加速し、同年12月に大阪高裁が再審開始を決定しました。その後、最高裁による再審開始の確定を経て昨年10月には検察が有罪立証を断念するに至っています。今年3月末には無罪判決が見込まれる状況にまでなりました。
メディアが冤罪立証をリードした稀有な件であることなどが評価され、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞・草の根民主主義部門を受賞しております。
調査報道の真価が証明された一連の本紙連載記事を取りまとめた小冊子を限定発売します。
ご注文は松浦新聞店まで TEL:0568-79-8168
※尚、松浦新聞店エリア内のお客さまに限らせていただきます。
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